『MS IGLOO』の作品の要となっているのは、毎回新たに登場するジオン軍の試作兵器たちだと言っていいだろう。当代一流のメカデザイナーたちによってデザインされたこの試作兵器たちがどのように戦場に登場するのか。観客は新たな歴史の証人となる。また、もうひとつ注目したいのが“1年戦争”でおなじみのジオン軍の戦艦が“3DCG”ならではの細密な描き込みが各所になされ登場する。最新版ガンダム世界の艦艇の雄姿をぜひ大画面で確認して欲しい。
戦闘支援型モビルアーマー
「MA-05Ad ビグ・ラング(BIG-RANG)」
ア・バオア・クーの戦場に忽然として登場した「赤」を基調とした機体色の巨大モビルアーマー。Eフィールドの防衛に向かうヨーツンヘイムと共に進軍する。
ビグ・ラングの中核ユニットは1年戦争中期に建造された「MA−05ビグロ(MIP社製)」を採用し構成している。ビグ・ラングの建造は、ジオン軍の地球大気圏内からの脱出と、それに続く連邦軍の侵攻に応える形で開始されたが、戦況の劇的な変化にともない、結局、ア・バオア・クー決戦にたった1機のみ投入された。
型式番号の「Ad」は、「Ammunition Depot」(弾装補給廠)を意味する。
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