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Staff & Cast

Story

黙示録0079
第3話
第2話
第1話
1年戦争秘録
第1話
第2話
第3話

Staff & Cast


宇宙世紀0079。後に“1年戦争”と呼ばれた時代。
地球連邦への独立戦争を挑んだ“ジオン公国”は、新兵器・新型機を矢継ぎ早に戦場へと投入する。一見、華々しくはあるが、過酷な現実がその背景には存在した。
本作品は、新兵器等を実用試験するジオン軍「第603技術試験隊」に参加した人間たちとジオン軍の試作兵器の活劇を描く「群像劇」である。
「黙示録0079」では、1年戦争末期ジオン軍の敗色が濃厚な中を駆け抜ける第603技術試験隊、最後の戦いが描かれる。


 U.C.0079.12.31、ついに1年戦争の天王山「ア・バオア・クー攻防戦」の火蓋は切られた。ア・バオア・クーの各フィールドでは数多くの戦闘光が確認できる。
その頃、ヨーツンヘイムブリッジのメインモニターに謎のモビルアーマーの図面が写る、「MA−05Ad ビグ・ラング」。
そしてカスペン大佐は苛立ちながら、プロホノウ艦長をはじめブリッジにいるヨーツンヘイムクルーに防衛司令部の命令を言い放つ。このモビルアーマーを以ってEフィールドを防衛せよ、と。
戦況不利となり退却を余儀なくされるジオン軍。特攻するかのようにEフィールドに向かうヨーツンヘイム。防衛戦闘のために大量に投入されるオッゴと年少兵たち。ザク・マシンガンを放ち応戦するヅダ。任務を遂行するビグ・ラング。もはや形勢は押し返すことは無いというのに・・・。そして遂に、地球連邦軍は、ア・バオア・クーに着岸した。Eフィールドで、ヨーツンヘイムは、雲霞の如き地球連邦軍モビルスーツ群の猛攻に曝される。
マイやキャディラック、そして第603技術試験隊の運命はいかに?


 連邦軍の「星一号作戦」が進行し、戦いの舞台が月の裏側へと移行する中、
総帥府は次なる連邦軍の攻撃目標が宇宙要塞ア・バオア・クーと判断する。
その予想通り、ア・バオア・クー宙域へと進軍する連邦軍艦隊。これに対抗し、ジオン本国からも多くのジオン艦艇が出航した。
第603技術試験隊にも、ア・バオア・クーへの参集の命が下る。彼らの新たな任務は駆逐モビルポッド「オッゴ」の実戦での評価試験であったが、それは事実上、評価試験などではなく実戦配備に他ならなかった。
大量のオッゴがヨーツンヘイムに搬入され、整備を受ける中、ヘルベルト・フォン・カスペン大佐の操るゲルググが着艦。第603技術試験隊はカスペン戦闘大隊に編入された。
そして、ほぼ同時にヨーツンヘイムにオッゴのパイロット達が着任する。彼らは実戦経験が皆無に等しい年少兵であった。そんな数多くの年少兵の中に、自らカスペン大佐の前に出て、決意表明する少年がいた。
彼の名はエルヴィン・キャディラック曹長。
モニク・キャディラック特務大尉の弟である。
彼ら年少兵、そして第603技術試験隊の運命は…。


 U.C.0079 1年戦争末期。第603技術試験隊の任務は、試作兵器「モビルダイバーシステム」の運用試験である。
 この試作兵器とともに、パイロットとして海兵のヴェルナー・ホルバイン少尉がやって来た。 今回の試作兵器に課せられた任務は、ジャブローから宇宙へ打ち上げられる連邦軍宇宙艦隊を撃墜するという大変危険なものであった・・・。
試作兵器「モビルダイバーシステム」
新登場する試作兵器
ジャブローからの連邦軍宇宙艦艇打ち上げを阻止すべく、 ジオン軍が投入した試作兵器。地上の敵に対し、軌道上より大気圏を突破し、奇襲攻撃をおこなう特殊兵器システムである。 大型の兵器コンテナと、水中用MSズゴックを転用・改造した機動管制ユニット「ゼーゴック」から構成されている。
第1話“大蛇はルウムに消えた”

宇宙世紀0079年。ジオン独立戦争初期、試験支援艦ヨーツンヘイムは試作兵器である艦隊決戦砲「ヨルムンガンド」をジオン本国からサイド5(通称ルウム)宙域へと移送していた。後に”ルウム戦役”と呼ばれる一大艦隊戦に参加するためだ。この部隊には大学を卒業したばかりのオリヴァー・マイ技術中尉、総帥府から派遣されたエリート女性士官のモニク・キャディラック特務大尉をはじめ雑多な人間たちで構成され、その中にベテラン砲術長アレクサンドロ・ヘンメ大尉もいた。
ジオン本国からヨルムンガンドこそ艦隊戦の雌雄を決する切り札と聞かされ、ヨルムンガンドは臨戦態勢に入りヘンメも砲術長としての誇りをかけて連邦軍艦隊を殲滅せんと待ちつづけるが…。
第2話“遠吠えは落日に染まった”

第603技術試験隊は地球侵攻作戦さなか2年前に不採用となった試作モビルタンク「ヒルドルブ」を地球に降下し地上で評価試験する新たな指令を受ける。ヒルドルブに乗り込むのは、戦車兵のデメジエール・ソンネン少佐。マイ技術中尉とキャディラック特務大尉はヒルドルブを搭載したコムサイに搭乗し、地球へと降下する。しかし、降下途中にコムサイは連邦軍の攻撃を受けてしまい、ヒルドルブと連邦軍の間で交戦が始まってしまう。そしてソンネン少佐の目の前に現れた敵は、皮肉にも……。アリゾナの荒野で時代に取り残されたモビルタンクの戦いの幕が切って落とされた。
第3話“軌道上に幻影は疾る”

宇宙世紀0079年10月24日、ジオン軍は連邦軍のモビルスーツ開発成功を知り、主力モビルスーツ「ザク」を凌駕する新型モビルスーツ「ヅダ」の開発と成功を発表。ヅダとそのパイロットのジャン・リュック・デュバル少佐がヨ−ツンヘイムに配属され、第603技術試験隊の士気は高まり意気揚々となる一方、ジオン本国の技術本部内でマイ技術中尉は公国軍の地球での戦況が悪化の一路を辿っている事と、連邦軍のオデッサへの大反攻作戦の情報を得る。第603技術試験隊は艦隊司令部より緊急入電を受けオデッサ上空の宙域に向うが、そこにはかつてない光景が待っていた。連邦軍のモビルスーツと「ヅダ」は地球軌道上で激しく交戦する。


(C)SOTSU AGENCY / SUNRISE