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10/29 東京国際映画祭にてMS IGLOO 第1話、第2話上映

 10月29日(土)東京都港区六本木にある『六本木ヒルズ・シネマコンプレックス』にて、第18回東京国際映画祭 animecs TIFF 〜TIFFアニメCGフェスティバル〜『最強のロボット伝説』と銘打ち、MS IGLOOの第1話、第2話、東映の懐かしい劇場用アニメーション『マジンガーZ対デビルマン』、『マジンガーZ対暗黒大将軍』が上映された。(料金:1,800円)

場所は「Art Screen」という小さめなシアターだ。午後からちらちらと小雨がぱらつく中、上映は始まった。
既にDVD発売もされているMS IGLOO 1、2。
だが、緻密な完成度を誇るフルCG作品なだけに、音響設備の整った大きな画面での視聴は、家庭のTVやパソコンモニターとの差が歴然。上映中、観客の殆どは、画面に釘付けになっていたように見受けられ、上映後には感嘆のため息も聴かれた。

東映作品との間には、アニメ評論家氷川竜介氏の司会による20分ほどのトークショーが行われ、熱いファンの眼差しが集まった。

ゲストはMS IGLOOのプロデューサーである、サンライズ企画開発室室長の井上幸一。
MS IGLOOの企画、開発担当ならではの裏話や、ガンダムと言う大きな枠があるからこそ、このような大変コアで密度の高い作品の製作が許されていること、また、この映像作りが、サンライズ作品のCG画面制作にとっての、技術開発や試験としても大いに役立っているなど、MS IGLOO製作意義等を判り易く説明した。

この上映会の趣旨である「ロボット」についての質問には、やはりマジンガーZという「機械としてのロボットアニメ」があったからこそ、後のガンダムやこのIGLOOが成立したであろうこと、現実に様々なロボットが実用化されつつある現代を踏まえ、機械としてのロボットが、人とは違う人工知能の発達によって、どのように人間と係わりを持って行くかを真面目に描いてみたいなどの、未来への抱負も語った。

ちなみに、井上プロデューサーからの問いかけで、客席の約半数がMS IGLOOを初めて見た観客だったことが解かり、まだまだMS IGLOOに、新たなファン開拓の可能性があることを思い知らされることともなった。



(C)SOTSU AGENCY / SUNRISE