藤野:キャスティングから効果音、BGM(劇中音楽)作り、音に関する全てに携わり、チーフディレクター(監督)やプロデューサーの手足となり、口をはさむ。
最終的には全ての責任は監督にとってもらいますけどね!(笑)
まぁ冗談はさておき、作品が決まると企画書、設定、シナリオを読んで、まずはキャスティングの手伝いです。このキャラクターにはどんな役者がいいか候補をあげてボイスサンプルを集めたり、オーディションをしてレギュラーキャストを決めていく。
次に、劇中でのBGMを書いていただく作曲家を選ぶ。(既に決まっている場合もありますが)そして監督と打ち合わせしてBGMのメニュー書き、このシリーズにはどんな曲がどれくらい必要かメニューを書いて発注します。と同時に音効さん(効果を作る人)を選び、音のイメージ、レギュラー音を決めていきます。
あとは一話一話ゲストをキャスティングしてアフレコ現場で台詞の交通整理。
毎回のBGMを選曲して、効果音と台詞とMIXして映像の音を仕上げていく。
まっ、現場であれこれと口をはさむ仕事です。(笑)